masato

パンズ・ラビリンスのmasatoのネタバレレビュー・内容・結末

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

オフェリアの切なる夢と
凄惨な戦争との対比。

生きる希望を見出せないほどの絶望的な現実から目を背け、不安や悲しみのない世界を夢見る。

絵品が好きな無垢な少女の夢物語。と一言で片付けられないほどの魔力がこの映画にはあると思う。
最後、オフェリアに子守唄を歌うシーンが、哀しくて哀しくてしょうがない。

生きる現実に縋るのをやめる事で、救われる魂もあるのかもしれない。
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