シュークリムオ

ブロークン・アローのシュークリムオのレビュー・感想・評価

ブロークン・アロー(1996年製作の映画)
4.5
頭の回路がイカれた悪役ジョン・トラボルタが本当に当たり役! どこ見てるのかわからん、何考えているかわからん表情をしてタバコを吸う姿がカッコイイ! 冒頭で怒られて指でタバコの火を消す姿がマジカッコいい。そしてキャラをしっかりと説明できてる。ラストの死に際もイカれた表情! 内容はザ・90年代アクション映画の傑作。テンポとか爆発の見せ方、銃撃戦、ヒロインの扱いなど、どれを取っても90年代の古き良きアクション映画として大満足な内容。格闘戦のもっさり感も含めジョン・ウーらしさも程よく出ていて、それも楽しみの一つ。というか、今だから思えるけど、このハリウッド90年代がジョン・ウー作品が一番マッチしてた時代だったのかもね。もっともっと作ってほしかった。ヘリコプターが爆発しまくるのも本作の特徴。クリスチャン・スレーターも90年代は大活躍していたなぁ。