オタール・イオセルアーニ映画祭にて。
(絶対名前覚えられない!)
前半は少しうとうとしてしまった。
気まぐれで勝ち気でお茶目な女の子と、純朴で芯の強い男の子と、中東とヨーロッパの混ざった音楽が印…
“გიორგობისთვე”1966
ワイン技師青年の孤立と恋。
ノルマ優先の上層部へ背いて未成熟ワインの出荷を拒む展開ゆえか、ソ連国内で上映禁止。1968年カンヌ出品でイオセリアーニの名が世界…
なんといっても農村のワインの醸造のドキュメンタリー部分がすばらしい。
物語はその後から始まるのだが、今度は国によって経営されるワイン工場。
ここで行われるノルマを重視する成果至上主義の経営が、冒頭の…
イオセリアーニの第2作、長編では第1作。ラジオで政府広報が「計画」「計画」というので、旧ソ連時代を否応なしに彷彿させるが、ストーリーもこの計画に対する批判を込めたものだった。生産計画の達成のために…
>>続きを読む【ワインの樽には善も悪も詰められる】
特集上映『オタール・イオセリアーニ映画祭』にて。
オタ監督の、上映禁止を食らった長編デビュー作ですね。ユーモアとラブと、やっぱり居心地悪さが同居してました。…
閉館間際の岩波ホールへ行ったのに途中からめまいで(立てないし)ほとんどまともに観れなかったやつ。いくつかのショットは覚えてて最後も覚えてたのに、途中の理解がめちゃくちゃなのでどうしてそういう最後にな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
映画の冒頭に映る6世紀のジュヴァリ聖堂(聖ニノが十字架=ジュヴァリを建てた場所といわれる信仰の拠り所)から、8千年もの古い歴史があるジョージアワインづくりの古来より守られてきた製造法(種を潰さないよ…
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