dita

夜の蝶のditaのレビュー・感想・評価

夜の蝶(1957年製作の映画)
3.5
マチ子様追悼特集が大阪でも始まったいうのに全然行けてへんのどす。来週こそマチ子様に会いに行こう思てますから今日のところはこれで堪忍しとくれやす。

と、まぁ京都弁なのか船場言葉なのかようわからん前置きはおいといて、マチ子vs富士子の銀座のママはわたしよ!合戦かと思いきや、惚れた女の哀しさと復讐心の馴れの果てに「えぇーー!」となりつつ、今作ばかりは富士子が役得というか、高飛車と思わせておいてほんとうは一途な女ってのが美しさを際立たせていたのでは。なるほど、ああいうふうに男にしなだれればいいのか、勉強になるなぁ(ただし実践する予定はない)。

あと、船越のどっちつかずな飄々っぷりがとてもよかった。今更やけどわたし船越のことかなり好きやな…作ってる曲が前衛的すぎて笑えたけど。ねぇ船越、あなたならきっと出来るわ。わたしがパトロンになるからあなたは曲作りに集中してね。他の女なんて見ないで。……ん?何よこの残り香は!誰?誰なの!!
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