見事な生きる現代史であり、ダライ・ラマ14世のヒストリー映画。
丁寧に歴史を紐解き、尚且つ世界を構築する些細なエピソードがあることで本映画の魅力を見事に引き出している。
ただ、上映時間が2…
1937年、チベット東部アムドにある田舎町。農家に末っ子として生まれた少年で、訪れた高僧の数珠を見て「僕のものだ」と言い放ったラモ・ドンドゥプ。次々と三年前に崩御したダライ・ラマ13世の遺品を言い当…
>>続きを読む『最後の誘惑』を撮る理由は分かる。だが、何故この映画を撮ったのか。
色々調べるとスコセッシ本人に仏教やダライ・ラマへの興味があっただとか、色々出てくる。90年代後期にアメリカではチベットブームが来て…
スコセッシ監督新作に向けての準備として初鑑賞。うーむ、なんか個人的にはハマりませんでした…うん、なんだろなぁ。そもそもこの映画の存在すら知らなかったわけで。まぁ、観たということで、壮大な映画だなぁ、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
スコセッシ監督、ダライ・ラマ14世の伝記ドラマ。序盤は『ラスト・エンペラー』みたいだと思ったけど結構違った。インタビューを見るとスコセッシがチベット仏教とその指導者であるダライ・ラマに感銘を受けたこ…
>>続きを読むこの精神を失ってはいけない
どうしても観ているとラストエンペラーと被るものがある、しかしこちらで語られるのは一人の強い男の物語。
宗教と国という強大な文化圏を壊さぬようそして存続するように導いて行…
このレビューはネタバレを含みます
コンディションもあってか前半わりとキツかったけど最終的にはのめり込めた
映像綺麗だし、ダライラマについて知ることがたくさんあったので勉強にもなった
スコセッシが度々描く「信仰とどうにもならない暴力的…
名作。ダライラマやチベットに関するだいたいのことはわかっていたが、映像で観ると印象がまったく違う。チベット文化や宗教の奥深さと、政治システムの独自性におどろかされた。風景や人々の衣装の映像がとても美…
>>続きを読むチベットの農村で生まれ国の最高指導者となったダライ・ラマ14世の半生を描いた伝記映画。
2023年14本目。
数あるマーティン・スコセッシ監督の伝記映画のひとつですが、とりわけエンタメ色は薄く、…
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