ユウ

ターミネーターのユウのレビュー・感想・評価

ターミネーター(1984年製作の映画)
1.7
今観ると「おお、キツイ!!」という感想を抱かざるを得ない。
よくこの映画の続編を作ろうと思ったなと感じる。
様々な映像技術の過渡期であったため、昔ながらの会話による尺の引き伸ばしと当時の最新技術を用いた短いCGシーンとのアンバランスさが目につき、映像的に「無理をしている」感じが残る。
ストーリー自体も展開の速さが不安定であり、緊迫してるはずのシーンで長尺で喋ったり、追跡者であるターミネーターがあまり描写されなかったりと、後続シリーズからは考えられない演出が多々。
また、ターミネーターの耐久性についても若干定まっていない感じがある。
だが、この意欲作がなければターミネーターシリーズは始まらなかった。
シリーズファンとしては、あくまで下知識として抑えるべき作品の枠を出ない。
ユウ

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