Tai

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイルのTaiのレビュー・感想・評価

3.6
日本よ、これがコメディだ!

イギリスのモンティ・パイソンというコメディグループ作の低予算映画です。
本作はアーサー王伝説でふざけ倒すお話ですね!
どれだけふざけているかってオープニング・クレジットからおふざけ全開です 笑

何がすごいって低予算ながらの表現ですよ。
パカラッパカラッと馬の蹄の音がするのに、画面には馬がいない。でもアーサー王は馬に乗っているジェスチャーをしている。よく見ると、後ろをついて歩く従者が…手に持つココナッツで蹄の音を奏でているゥ‼︎‼︎
編集でSEを当ててすらいなかった‼︎
馬も出演できない低予算なのか‼︎
でも城は用意できるとかというイギリスのロケーションの素晴らしさですね!笑

魔物はアニメーション(GIFレベル)だし、襲ってくる動物はモロにぬいぐるみだし、天の声は謎すぎるし…でも既視感があると思ったら完全に『勇者ヨシヒコ』でした。まさかこんなところでお会いするなんて…
この笑いが75年に既に完成されていたとか想像もしなかったですね( ;´Д`)ゴクリ
さらに、この笑いのセンスは現在の日本の漫画界にも色々と影響を与えていそうだなーとか、後世へ繋がる作品っぷりが興味深かったです◎


この作品の教訓=可愛いからといってウサギをなめてはいけない‼︎
あと、オープニングから飛ばすとエンディングでやることがなくなる‼︎
Tai

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