はま

モンキーフィスト/猿拳のはまのレビュー・感想・評価

モンキーフィスト/猿拳(1979年製作の映画)
4.7
ユン・ピョウがすごすぎて泣いた(感涙)
なぜそんな動きが出来るのか…。なぜそんなに美しく動けるのか…。新体操かなんかなら金メダル取れるよぉ…。
元々好きだったのに完全に魅了されてしまいました。香港アクションスターで1番好き…。

1979年という時代からも分かる通り、カンフー映画的にはまだまだ発展途上な感じ。「振り付け」という動きがぬぐい切れてなくて、闘いにスピード感がないのが観てても分かる。
演技も演出もやっぱり古いなぁ〜〜って感じですしね〜。

それでもこんなに感動しているのは、ユンピョウとサモハンの特訓の賜物である!!!
主人公レイ(ユンピョウ)には特訓の機会が二度訪れるんですが、終盤に来ての怒涛の鬼特訓はホントにすごい!!!!😂😂😂

前述した通り、もう「ハァーーーー!?」みたいな動きをするんですよ、ユンピョウが。そんでそれが闘いでちゃんと活きるのがまたすごい。
もう「すごい」しか言ってないし←
なんなら特訓のシーンだけでも100万回観れるわ…って思いました。あれ大好き。

全編コメディタッチなのかと思いきや急にシリアスにシフトしていくストーリーにはビックリしましたが(笑)、めっちゃ分かりやすくてアクションの邪魔にならないし、何より主人公が「愛すべきバカ(ちょっと違う)」って感じなのが応援したくなる📣

とりあえずユン・ピョウが好きってことです。
これ観たらすごさ分かるから… そんで『プロジェクトA』観よう…←


人間でいちばん脚技がきれいだとおもう
(トニー・ジャーは神なので選外)

【17/06/30追記】デアゴスティーニのカンフーコレクションで初BD化したので購入。見れば見るほど好きになる…。
まさに天才。今の時代にこそ改めて評価できる一本。お墓まで持っていくBDが増えました。
はま

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