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紅の翼のhummingbirdのレビュー・感想・評価

紅の翼(1958年製作の映画)
3.8
パイロットの裕次郎は、八丈島に破傷風の血清を届けるため、セスナに乗る…。

裕次郎はピンチでも余裕があるヒーローぶり。いづみさんのクレジットが先だけど、メインは中原早苗。

シックなグレーや茶色をベースに、飛行機の翼、口紅、血などの赤が差し色。

航空会社の内部、遭難への対応やマスコミの様子など、細部が詳しく描かれていて、出演者の数など規模も大きい。

今の作品と比べるとシンプルだけど、カラーでシネスコで、規模の大きさ、美術、映像など、当時としてはかなりよくできた作品ではないかな?(日本初のカラーシネスコ作品はこの前年の公開、監督の前作はモノクロスタンダード)
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