アレンジメント/愛の旋律の作品情報・感想・評価

『アレンジメント/愛の旋律』に投稿された感想・評価

巨匠エリア・カザンがニューシネマ時代に撮った暗黒ホームドラマ。
ミドルエイジ・クライシスに陥り、未だに父親の呪縛から逃れられず、若い愛人(フェイ・ダナウェイ)の乳を揉んでセックスをせがむ情けない白人…

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lemmon

lemmonの感想・評価

4.0

攻め攻めの演出。
これがなかなか機能しているから不思議。
主人公のダグラスは、
最初こそ単なる中年の危機で、
愛人にのめり込むも、
中途半端な態度で自滅した男かと思ったが、
彼のバックグラウンドや両…

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晩年のエリアカザンってこんなに現代的な演出してくるんだという驚き
あの事故で生きてるのタフすぎる
これこそエリア・カザンの最高傑作、と言ってるんだけど、なぜか誰の賛同も得られない

偏愛する映画をメモしておく(no.16)

やっぱりフェイ・ダナウェイが好きだったんだなと思う。
この映画を観たのとほぼ同じ頃に、沖雅也の晩年の話を読んでいて、京王プラザホテルから飛び降りる一週間ほ…

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エリア・カザン、カーク・ダグラス、フェイ・ダナウェイとか最強チームでしょと思ったら別にそんなには...

広告代理店勤務の男が自殺未遂を行ったあと、何もかもを失って精神病院に入院させられるまで
何か…

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エリア・カザンが描く中年クライシス。こんな演出するんだという驚きが常に先行してめっぽう面白い。実直さゆえの戯れがもたらす重心が安定しない映像とカーク・ダグラスの不調メンタルがばっちりシンクロ。あの事…

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csm

csmの感想・評価

5.0
ゼファーのマークでTシャツ刷るかーとかいよいよ紫のカラーレンズのメガネかけよかななどと不埒な態度でみてたらもちろん映画にぶん殴られグッタリ。ダグラス家の特集もやって欲しい。
tristana

tristanaの感想・評価

5.0

この原作を書き上げたときのエリアカザンの「できた…」という嘆息まで聞こえてきそうな力の入り様。真面目で頭の堅い人間が無理にでも俗っぽく振るまおうとするときの目も当てられない感じが演出にも出ている。話…

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LAの高級住宅街の空撮、豪邸のなかでは夫婦別々のベッドからふたりが起床して同じくシンメトリーに別れた各々のシャワールームに入る、リッチなトレンディドラマの冒頭。タバコのCMで成功したカーク・ダグラス…

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