「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」のコッポラ監督が次に撮ったラスベガスを舞台とした恋愛映画。ハリウッドの自己所有のスタジオで大半を撮影した作品です。興行的には大コケして、制作費を回収できずコッポラはその自分のスタジオを売却する事になりました。
今観ると確かに変な映画なんです。しかし私はナスターシャ・キンスキーとハリー・ディーン・スタントンの「パリ、テキサス」コンビに「蜘蛛女のキス」のラウル・ジュリアなどキャスティングで楽しむ事が出来ました。
ヒロインのテリー・ガーも私は好きです。ちょっとポッチャリした体型も含めて。
セットで描くラスベガスの夜の街は魅力的で、ミュージカルのようなシーンも楽しい。そんなに悪い映画では無かったです。