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ワン・フロム・ザ・ハートのryuのレビュー・感想・評価

ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)
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ネオンとカメラ。テリーガーとラウルジュリア。コッポラの執念。
前半、鏡やガラスを使ってレイヤーのように重ねられたショットが印象的。層にすることでセットにはない奥行きが現れる。
話が荒唐無稽になっていくと、同時に書き割り感も増していって絵に奥行きがなくなるが、夢か現か分からなくてそれがちょうどいい。
最初と最後の部屋の魔法のような照明。
ただ、物語としてはイマイチ。
主人公の男はメチャクチャだし女は何故戻ってきたんだ。
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