人生最高のベスト１が２本ある。その１本がこれ！
ストーリーは単純明快、いわゆる刑事モノのバディムービーの変化球版。
オープニングの音楽からしてサスペンスアクションものって感じでジェームズ・ホーナーの後の「コマンドー」とかそういう系で好き。
脚本家が３、４人集まって徹底的に面白いドストレートなエンタメを作ろう！って感じだけありキャラクターが生き生きしている。ハードボイルドな作風の中でもキャラがぶれない。
撮影も、スタイリッシュなアングルやライティングでこの作品のテイストに合うよう設計され、当時は珍しい高感度カメラで都会の夜を活写しているのを後に知り、つくづく感心。編集も緩急つけてアクションは細かくダイナミックに、掛け合いはやり取りがわかるよう間の取り方など、きっちりと見せて上手い。
クライマックスの対決シーンは何度観てもカッコイイ！ガバメントを全弾ぶちこむなんて！しかも片手で！倒れるシーンのスローとニック・ノルティのあの表情が大好き！
ラストも粋で、すべてが好き！
因みにガバはシングルアクション、44もおそらく同じはずなのでハンマーをカチッと引かないと引き金を引いても撃てない構造だった、はず。
