人生のお荷物の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『人生のお荷物』に投稿された感想・評価

五所平之助監督の男親の本音を吐露した蒲田調ホームドラマの異色作で、直接的には父斎藤達雄と母吉川満子の晩年に生まれた長男葉山正雄をお荷物としているが、現代においては子供を出産、養育する事自体がリスクと…

>>続きを読む
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0

〖1930年代映画:人間ドラマ:松竹〗
1935年製作で、初老の父親が晩年に生まれた長男をお荷物だと言ったことから…な騒動を描いた人間ドラマ⁉️
家長制度があった時代の物語で、今ならえらいこっちゃの…

>>続きを読む
Chisato

Chisatoの感想・評価

4.0

自分の息子をお荷物って...最低な父親だな。人生のお荷物は我が子ではなく余計なプライドでしたね。
愛染かつらぶりの田中絹代さんがとっても綺麗で見とれてしまいました。和装と洋装が混ざりあってて時代を感…

>>続きを読む
【詳述は、『愛撫』欄で】中身に半ば反し、しかし真に活かした、透明⋅真に映画をひとつ抜けたスタイルが効いてる。
DAG

DAGの感想・評価

3.5

えぇ、まぁ、はい。
1935年の作品です。
斉藤達雄がいい感じのオヤジ感。
田中絹代、吉川満子、坪内美子の3人の会話がかわいらしい。
坪内美子がもっと見たかったなぁ。
三女と女中さんが綺麗な人だった…

>>続きを読む

久しぶりの鑑賞、これは好きな映画である。
やっとこさ三人の娘を嫁がせたまではよかったが、最後に残ったのは50になってから産まれた小学生の息子ひとり。これを見る度に父親は暗澹たる気分になる。自分はあと…

>>続きを読む

3人の娘を嫁がせ、人生に一区切りをつけた父親。隣室で寝ている9歳の息子を見て、「まだこいつがいた」と苦虫を噛みつぶしたような表情。妻に「こいつは学校なんか行かせず、丁稚にでもすればいい」と言い放つ。…

>>続きを読む
父親にとって、自分の子供が最も疎ましい存在となる。そもそも必要とされていなかった人生。家庭不和。別居したあとで、学校帰りの子供が間違えて父親の家に帰ってしまう。喜劇にするにはあまりに残酷。良かった。
TagTak

TagTakの感想・評価

2.5

“お荷物”がまさかの子供。父親が50代で産んだ突貫小僧を「出来損ない」と言ったことを端に発して夫婦喧嘩&別居。しかし、親の気苦労も知らない子供が実家へ戻ったことで夫婦がよりを戻す、男性側に都合の良い…

>>続きを読む

この作品は中産階級?の家族の話で、美術も凝ってはなくて、ロケも少なく、この監督の私が好きなポイントが少ない作品で、面白さが分からなかった。

助演がすごく豪華なので、誰がどこに出てくるか探すのが面白…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事