ゆき

FLIRT/フラートのゆきのレビュー・感想・評価

FLIRT/フラート(1995年製作の映画)
3.5
戯れ

未来に希望はあるのか。
ニューヨーク、ベルリン、東京。
同じ脚本を基にしても、時間も場所も人も異なれば展開は見事に違って見える。
ホン・サンスの「3人のアンヌ」鑑賞時と近しい感覚にも陥った。
雑踏音が秀逸で、浮遊感とリアリティを共存させていたように思う。
永瀬正敏や松重豊も登場。そして助監督は行定勲でした。面白い。

「でも この失敗は興味深いよ」

***
ニューヨークで暮らす青年は恋人の海外転勤が決まり遠距離恋愛に不安を募らせる。ベルリンに住む青年、東京の女優もまた外国へ行く恋人との関係に思い悩んでいた。
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