ぎょうざかしゅうまいか

ホーム・アローン2のぎょうざかしゅうまいかのネタバレレビュー・内容・結末

ホーム・アローン2(1992年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

男の子が一人でニューヨーク?!

あのマカリスター家が帰ってきた!
今年のクリスマスはマイアミ旅行へ
昨年同様、大人数での旅行を計画

旅行へ行く前日
クリスマスコンサートで合唱の発表をする兄弟たち。ケビンのソロになったとき、意地悪な兄バズがロウソクをケビンの頭に近づけるイタズラで会場を笑いにかえる。
それに気付いたケビンは、バズを突き飛ばし、そのはずみでみんながコケ合唱がストップ。家に帰ってから兄バズの嘘の謝罪に腹を立てたケビンは悪態をつき、今年も屋根裏へいくはめに、、、

昨夜、旅行の身支度中に
父ピーターが充電中のビデオバッテリーをタコ線ごと抜いた時、目覚まし時計が初期設定になってしまっていたことで今年もみんな揃って寝坊してしまう。
慌てて旅行の身支度をするが、今年はケビンを自宅に忘れることなく、空港まで全員で向かうことができた。

ほっとする間もなく空港に着いてからは、大急ぎで搭乗口に向かう一行だが
ケビンは今ハマっている録音機の電池が切れていることに気付いて電池を交換したい。
みんなの後を追う様に大急ぎで搭乗口に向かう中、少しの間立ち止まって預かっていた父のカバンから電池を出し、入れ替える。
父の後ろ姿を追っていたケビンだが、父とよく似た後ろ姿の男性を追ってみんなとは違う搭乗口に向かってしまい、、、


前作が好きな人にとっては
ワンを思い出せる要素満載
・フランのおねしょ、バズの意地悪、屋根裏、寝坊、チーズピザ、スケート、グリンチ、暴力映画、ケビンと母ケイトの叫び、トラップでついたMの手などてんこ盛り
再びマカリスター家を感じられ嬉しくなる


今作も
みんなの表情がすばらしい
・ケビン
みんなはフロリダ僕だけニューヨーク
鳩おばさんとの出会いと鳩おばさんに捕まる
家族写真の逆さまケビン
泥棒コンビとの再会
ホテルスタッフへの映画セリフ
・フラン
ケビンに荷物を渡そうとしたが、ケビンがいないことに気付いたとき
からの
・ケイト
ケイトがケビンいないことに気付き
「ケビン!!!!!!!!」と気絶する
一人ニューヨークを彷徨うケビンを探すため
夫ピーターの心配をかき消すように出た
「今の私の顔を見たら殺人鬼も逃げ出す」逃げ出したくなる顔
・ヘクター
クレジットが盗難と知ったときのグリンチ顔
グリンチとほぼ一緒
↑は特に印象的だった

ケビンが誰しもが憧れる贅沢を堪能
・ニューヨークホテルのスウィート
・ルームサービス贅沢三昧アイス
・移動手段にリムジンと好物のピザ
・おもちゃ屋で好きなものを買う

心ほっこりポイント
・ダンカンのおもちゃ店
クリスマスの売上は病気の子どもに全額寄付
することを知ったケビンは小遣いを使って寄付する
洪水泥棒改め粘着泥棒になったハリーマーブからダンカンのおもちゃ屋を守る
・鳩おばさんとの友情
ダンカンからもらった2つの鳩オーナメント
自分で一つ大切な人が一つ持っている限り友情が永遠に続く


トラップはイタズラを通り越し全てやり過ぎ
・シーソーハリーぶっ飛び車の落下
・説得されたと思いきやのレンガ4連
・改装トラップ入り口落下
・ドア警戒しながら開け工具落下
・床ヌルヌルスリップ棚ドンペンキまみれ
・水道電気ビリビリガイコツなるまで 
・電気つけ頭燃えトイレ水でけして爆破
・脱出ロープひっぱり重い粉落ちてくる
・階段ペンキよけたと思いきやおまけ鉄棒
・タンス階段ダンス
・ケビンロープ脱出後のファイアーロープ
・粘着液からの鳩の餌

今作の残念な点はまさにこのトラップ
どれ一つとしてまるで笑えなかった、、、

久しぶりに本作を地上波で視聴したが
え!こんなトラップやっけ?と驚き
前作はコメディだから多少はと思ったが
コメディだからと思ってもやり過ぎ感が否めない 
もっとマイルドなトラップだと笑えるのだが
、、、

とはいえ
トラップよりもマカリスター家が好きな私は
トラップ以外のところでは大いに楽しむことができた

最後のダンカンさんからのプレゼントは
子どもの憧れでしかない🎁
クリスマスサイコー🎄
バズの優しさも◎