kazu1961

GANTZのkazu1961のレビュー・感想・評価

GANTZ(2010年製作の映画)
3.5
▪️Title :「GANTZ」
Original Title :※※※
▪️Release Date:2011/01/29
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-028 再鑑賞
▪️My Review
映画を初見として観ると十分に面白いかもですね。しかしながら原作大ファンにとってみると
少し残念ですかね。やっぱり漫画の実写化は成否がはっきりでます。他の漫画の実写化の残念作などよりは楽しめるとは思いますが。。。
2部作で、続編は同年4月に公開されました。
原作漫画は「不条理な世界で異星人と戦う」シチュエーションが非常に面白い作品です。それを忠実に実写化すれば良かったのに。。実写映画化になると脚本自体を弄ってしまいますよね。「原作通りにしてよ!」というつっこみどころもあり、展開自体も原作からやや変更されてる部分もあり、原作漫画を超えることはできませんでしたね。
CGを駆使したグロテスクな描写はそれなりに見ごたえありますが、PG12で許される範囲なので原作と比べるとちょっと物足りません。後半のテンポが悪く、原作を読んだ人にとっては煮え切らない展開かもしれません。
しかしながら、原作を気にせずに鑑賞すれば、十分に楽しめます。その要因は、主人公の二宮と、「西君」役の本郷奏多の演技の上手さがひかること。そして、キャラクター、「ネギ星人」「田中星人」などの表情、動きのキモさは秀逸です。
それと、夏菜が話題になりました。岸本恵役で出演した夏菜ですが、今作が映画初出演でした。オーディションは300人以上の規模で行われましたが、スタッフの満場一致で選出されました。全裸での登場シーンのために数日前から下着を身に着けず、体に下着のラインが付かないようにしたそうです。そして、映画が公開されると大胆ヌードの体当たり演技で話題となりました。これは必見かもですね(笑)
まあ、それなりには楽しめますが、原作ファンには少し残念かと。。

▪️Overview
累計1200万部を販売した奥浩哉の人気SFコミックを、アイドルグループ「嵐」の二宮和也と松山ケンイチ主演で実写映画化した2部作の前編。共演に吉高由里子、本郷奏多、山田孝之ら人気若手俳優がそろい、「ホッタラケの島」の佐藤信介監督がメガホンをとる。駅のホームで偶然再会した幼なじみの玄野(二宮)と加藤(松山)は、線路に落ちた酔っ払いを助けようとして電車にひかれてしまう。見知らぬマンションの一室で目覚めた2人は、“GANTZ(ガンツ)”と呼ばれるナゾの黒い球体により、異形の“星人”と呼ばれる存在との死闘を強いられていく。日本公開日はPART1『GANTZ』が2011年1月29日、PART2『GANTZ PERFECT ANSWER』(ガンツ・パーフェクトアンサー)が2011年4月23日。全2部作で前編・後編共にPG12指定を受けた。
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