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ハングリー・ラビットのywtのレビュー・感想・評価

ハングリー・ラビット(2011年製作の映画)
2.0
愛妻をレイプされたその夜の病院の待合室、謎の復讐代行人ガイピアーズがニコラスケイジに声をかける。しかし、その謎の組織は見返りを求めるため、ニコラスケイジを執拗に付け回し、振り回す。その組織の構成員は、ファイトクラブのように、あらゆる場所に潜んでいる。やがて、ニコラスは容疑者に仕立て上げられ、その妻は誘拐されてしまう。

こーゆー誘拐サスペンスみたいな作品って、無駄にスタジアムのような大会場のような場所に誘導するのも見どころの一つだが、ニコラスケイジがガイピアーズを観客満員に近いドームに呼び出し、「○○の席につけ」「コンコースへ行き、トイレに入れ」「トイレに入ったら、そこで小便しろ」「小便が終わったら、そこの売店でホットドッグを買え」と逆転誘導するシーンがあるのだが、それが全く持って意味ない「サスペンスごっこ」シーンなのも注目!

そんなこんなの状況下、終始涙目のニコラスケイジが大奮闘する佳作サスペンス!

監督は「カクテル」「ダンデズピーク」「スピーシーズ」「リクルート」「パンクジョブ」などの佳作ロイヤルストレートフラッシュを過去にも叩き出しているロジャー・ドナルドソン。
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