このレビューはネタバレを含みます
原作が近松門左衛門。五社英雄監督、脚本の井手雅人の遺作でもある。
原作とはちょっと違うのね…五社版の設定の方がドロドロ感強くなるかな?
樋口可南子が綺麗、与兵衛の手を自分の胸元に入れるシーンで見…
あれ、マシンボーイってば五社監督もしかしたら合わんのんか?とも思ったが……そもそも代表作の「吉原炎上」も「鬼龍院花子の生涯」も「極道の妻たち」も「肉体の門」も観てないっつ〜ね!
上司の娘に手を出す…
樋口可南子がハマり出したとたん、清楚な女将さんから、淫らなおんなにかわる様子はみごと。あまちっぱい世界に落ちていきます。これに対して、藤谷美和子は思いの外特色もなく消えて行ったのが残念。いつの時代も…
>>続きを読むこのたびようやくフジテレビと京都映画株式会社の提携作品で今までBlu-ray化しなかった五社英雄監督の本作が発売され、購入して初鑑賞した。女の魔性と、男の純情があやなす妖美にして壮絶な愛の地獄絵図が…
>>続きを読む湿度高い愛憎劇
男が悪いとか女が悪いなんてなく、どっちも泥沼で溺れている。
美男美女だからいいものの、現実だったら見苦しいことこの上ない。
五社監督作品にしては割りとあっさり目に感じたのは遺作だった…
【早すぎるデジャブ、のち悲劇】
物騒なタイトル…って思ってたらタイトルまんまだったけど、怖さより執念さが勝利。
箸にも棒にもかからん感じの男に弄ばれる女たちの図かと思いきや…おお怖い笑
あの足踏ま…
〖1990年代映画:文楽実写映画化〗
1992年製作で、近松門左衛門作の人形浄瑠璃をモチーフに実写映画化らしい⁉️
女の魔性と男の純情を絡ませ、描いた凄さがあります‼️
ラストも五社英雄ワールド全開…
1992年五社英雄監督。女の業を描き続けた五社監督の最後の作品。油問屋のどら息子(堤)が元締めの一人娘(藤谷)と恋仲になり、勘当されそうになるが息子の乳母(樋口)がかばい、やがて樋口が堤と男女の関…
>>続きを読む心中天網島みたいな話しかと思ったら違った。世話した坊っちゃんが大きくなっても彼のことが色々心配でしょうがない口うるさい乳母、と思っていたら…。だんだんと彼女の本性が見えてくる感じは不気味だった。お吉…
>>続きを読む松竹撮影所