五社英雄監督の遺作。近津門左衛門の人形浄瑠璃から始まり、歌舞伎や文楽、そして映画にテレビと。まさに古典であり、同時にやり尽くされたとも言える作品だが、本作で五社監督はそこに自身の解釈を大胆に加え…
>>続きを読む女殺油地獄... なんとも禍々しくインパクトのあるタイトルだなぁってパケ買いならぬタイトル鑑賞😄 元々は人形浄瑠璃の作品だったようです。
与兵衛はチンピラでただの女たらしかと思ったけど誰かに必…
ラストがまんま芸人のヌルヌル相撲で油地獄ってこのことかよと思わず笑ってしまった。スローモーションがちょっとくどかったけど樋口可南子が息絶えるまでの表情を映す長尺のクロースアップは良かった。死ぬ寸前ま…
>>続きを読む人形浄瑠璃のものを観た事はあったけど、今作はいかにも五社英雄っぽい改変がなされていてほぼ別物と言っていい内容。
樋口可南子の色気と演技力が堪らなく、そりゃ与兵衛も振り回されてメンヘラ化するわなと。と…
冒頭では主人公(樋口可南子)が既に殺されている。物語は過去に遡り、なぜ彼女が殺されてなければならなかったのかが描かれる。原作は近松門左衛門の古典作品だそうですが、物語の構成は秀逸です(もっとも驚くよ…
>>続きを読む1992年”女殺油地獄「おんなころしあぶらのじごく」”と読むらしい。
五社監督の遺作
近松門左衛門作の人形浄瑠璃が原作と聞いたので観ようと思った。
男女の愛憎を描く五社英雄監督による異色のサスペン…
松竹撮影所