GMKゴースト

ゴジラVSモスラのGMKゴーストのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラVSモスラ(1992年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

◯クセがない怪獣映画
 VSビオランテ、VSキングギドラは
 製作陣のやりたいことを詰め込めるだけ
 詰め込んだ作風だったが、今回は
 怪獣特撮に焦点が当てられており
 初心者でも見やすいのでは。
◯環境破壊へのメッセージ
 気象をコントロールしようとした
 古代先住民コスモスと、現在進行形で
 森林伐採を進める丸友観光の傲慢さを
 通して描かれる。
◯アドベンチャーと家族愛
 インファント島での冒険と
 拓也と雅子の家族が絆を取り戻す物語。
 (ほぼ父親の問題だが)
◯モスラ
 昭和でもお馴染みの要素多数。
 幼虫時から自衛隊の攻撃が効かない。
 国会議事堂で眉を作る。
 昭和と違いブーム状の攻撃あり。
◯バトラ
 地球の自浄機能のような存在。
 幼虫時からゴジラと張り合える強さ。
 幼虫、成虫共にビーム状の攻撃。
◯コスモスとインファント島
 超古代の地球の先住民。
 過去に文明が滅んでおり、
 末裔は劇中の2人のみ。
 歌でモスラを呼ぶ。
△全体的に薄味
 クセがない分マニアに
 印象に残らないか?
△悪役ゴジラ
 ゴジラが話の主軸ではないため、
 正直ゴジラがいなくても成立する。
△バトラの印象
 ゴジラが悪役のため、ある時点から
 唐突に光堕ち。
 活躍する場面も短く、印象に残りずらい。
 もう少し見せ場や深い設定があった方が
 よかったのでは?
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