平成ゴジラシリーズ4作目。前作「ゴジラvsキングギドラ」の直接の続編。と言いつつ前作との繋がりは時系列と三枝未希とお偉方くらいだが...。ストーリー的には小美人（平成シリーズではコスモスという名称だが）が誘拐されモスラが奪い返しにくる1961年の「モスラ」の要素をリメイクしたような内容と、VSシリーズのゴジラやそれに毎回関わる人々、そして本作オリジナルの亜種モスラであるバトラという怪獣の使命などを上手く絡ませた作品。
作品的には前半は三つ巴のゴジラ、モスラ、バトラの戦いというところにワクワク。そして後半ゴジラという強敵を前にしてモスラとバトラの和解からの共闘というところにグッと来る。作中の登場人物もそれを望んでる様な描写だけど、改めて見ると2対1ってちょっとゴジラ可哀想じゃない!?と思えてしまう 笑
とても個人的なことだけど、母に連れて行ってもらって生まれて初めて劇場で観た映画（未だに薄っすら当時の記憶が残ってる）且つ記憶上でも人生で初めて観た映画なので、作品の評価関係なく私にとって特別な思い入れのある作品。多分今後もちょいちょい見返していくことになるんだろうなと思う。それにしてもバトラのデザインはいつ見てもかっこいい。
