メイマーツインズ

月曜日のユカのメイマーツインズのレビュー・感想・評価

月曜日のユカ(1964年製作の映画)
4.0
【隠れた傑作⁉︎シリーズNo.51】


1964年、加賀まりこ主演作品。Amazonプライムにて。

先日、テレビ番組で加賀まりこの特集が。
今年で80歳⁉︎
相変わらずチャーミングだなぁ〜‼︎
昔から彼女の”小悪魔〟的な雰囲気は好みで。ただ、彼女みたいなタイプの女性に散々振り回されてきたけど(苦笑)
名作”泥の河〟では、妖艶な色気を放つ30代の加賀まりこに魅了された。
本作では、当時20歳の”小妖精〟といわれた彼女の魅力が全開だ‼︎

舞台は港街ヨコハマ。
18歳のユカは”サンフランシスコ〟というナイトクラブの人気者。
彼女は中年のパトロンがいながら、若い恋人もいる。
男を喜ばせることを生き甲斐にしていて、天真爛漫でありながらも信仰深く純粋なハートの持ち主で、今でいう魔性の不思議ちゃん。
彼女は男に簡単に体を許すが、守り続ける不文律があった。
それは絶対に”キスをさせない〟こと。
そんなユカと、彼女に翻弄される男たちの物語。

約60年前の作品とは思えない、軽やかでポップな雰囲気が良い。
ユカがまるで今の時代の女の子のようであり、現代の女の子が昭和30年代にタイムスリップしてるかのような感覚に。

男の性なのか、薔薇にトゲがあるとわかっていても、やっぱりユカに惹かれてしまう…(苦笑)
今になってわかることがある。
好きな女性のタイプは、加賀まりこかな(笑)