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月曜日のユカのpiyoのレビュー・感想・評価

月曜日のユカ(1964年製作の映画)
3.2
加賀まりこ様がとにかく可愛いすぎる!コケティッシュな魅力は、どの時代でも通用すると思います。劇中中尾彬は普通に見てて気付きませんでした!
1960年代の横浜の風景もとても魅力的。ホテルニューグランドなど、今も残る風景と重ねて思いを馳せるのも楽しいです。

ストーリー自体は現代の目線から見てしまうと、男女同権や毒親、パパ活に発達障害など、様々な論争が巻き起こってしまいそうな要素満載。ですがそこは時代ですのでご愛嬌。
ユカのなんともいえない切なさに、共感するようなしないような。とにかくとっても純粋で真っ直ぐな子なんだろうなと。とても頭が良いとは言えないけど、周りの大人の犠牲者でもあると思う。オサムはただ気の毒。
結末の割に後味はさほど悪くないです。サイコパス味のあるユカの性格ゆえでしょうか。個人的には割とサラッと見れる映画だと思います。
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