このレビューはネタバレを含みます
役者一人一人が演技をして魅せてくれる。姿勢一つとっても違う。音楽でのシーンの切り替えなど、舞台の演劇を見ているかの如く。多くのドレス姿が観れるのも魅力の一つ。
影を大きく見せたりとアナログでおどろおどろしさを表現しており、壁から生えている腕などは特徴的である。
チープな仕掛けもお伽話だと観ればすんなりと受け入れられる。場面変換や宙に浮くシーンは当時として良い仕掛けだったのではと思う。
この場合の野獣の言うベルは名前ではなく美人という訳が正しい気がする、自己紹介してないし。薔薇は赤くなかった、赤にこだわり出したのはいつからなのだろう。
ただ籠を使っており馬車もない所で序盤に車影らしきものがあって、世界観に合わなく勿体無い。