子供にせっくすってなーに？と聞かれたら気まずいよねをアーティスティックにシュールに表現して一本の映画が出来上がりました、みたいな作品
近親相姦にアレルギーのある人には生々しくて気持ち悪い(子供達に悪気がないのがまたきつい)と思うが、父親の容赦ないビンタシーンがあるのでそこは見どころ
気持ちいいくらいに人を殴る
カメラをあえて動かさず、登場人物の身体のみが映るシーンが多用されているが登場人物の表情を想像しようにも、女性陣はほぼ表情が変わらずなので顔無しでもなんら影響はないのではと思えるくらい
電話に触ってみたり、ビデオ見てみたり、変なダンス披露してみたり、あれ子供だったら何一つ変なことしてないんだよなあとか思うとすごく不思議な気持ちになる。
というかこの場合、母親は何なんだろうか。完全に洗脳されているのか、はたまた逆らえずにただ付き合っているのか？
ランティモス監督はヘッドホン使うシーン好きなのかなってくらいよく出てくるな。近未来っぽいシュール演出で好きだけど。
ラストシーン、シュレーディンガーの猫の実験のようだった。果たしてブルースはそこにいたのか？それとも？
