ピピ

籠の中の乙女のピピのネタバレレビュー・内容・結末

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

不穏。最初っから最後までずっと不穏で痺れた、好きな作品。

外の世界を知らないまま大人になった姉妹と弟だったけど、長女が映画を見て生まれ変わるというシークエンスに感動。それも長女の台詞から推測するに『ロッキー』とブルース・リー出演作を観たのかな?という感じ。そこがまた良い!

コンテンポラリーダンスに始めは笑ったけど、あそこで長女は自分の思うがままに動いて、解き放たれて、犬歯を抜いたとこで自由を手に入れたなあと感じる。鏡越しの笑顔が忘れられない。
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