このレビューはネタバレを含みます
自分の日常とはあまりにもかけ離れた『日常』がそこにあった。
あの両親は何がしたいのか?
この作品から何を汲み取れば良いのか…
自分の頭の中にある知識となんとか繋げ合わせるとすれば、
似てるのは鎖国・戦時中の日本かなと。
狭い世界で、外のことを知らない、、
敵を身勝手に教え込まれるって恐ろしい。
ただ、長女が映画を観たことによって触発され、
外に飛び出していくシーンは
映画の影響力の強さを物語ってて良かった。
この家独自のルール
『犬歯を抜いて』、
『車』で(トランクに隠れて)
出ていくという、
ひたすら従順に言いつけを守って
飛び出していく姿がとても哀れで切ない。