さち

籠の中の乙女のさちのネタバレレビュー・内容・結末

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます


自分の日常とはあまりにもかけ離れた『日常』がそこにあった。

あの両親は何がしたいのか?

この作品から何を汲み取れば良いのか…

自分の頭の中にある知識となんとか繋げ合わせるとすれば、
似てるのは鎖国・戦時中の日本かなと。

狭い世界で、外のことを知らない、、
敵を身勝手に教え込まれるって恐ろしい。

ただ、長女が映画を観たことによって触発され、
外に飛び出していくシーンは
映画の影響力の強さを物語ってて良かった。

この家独自のルール
『犬歯を抜いて』、
『車』で(トランクに隠れて)
出ていくという、
ひたすら従順に言いつけを守って
飛び出していく姿がとても哀れで切ない。
さち

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