笑っていいのか悪いのか絶妙なラインの、不謹慎な笑いとも取れるような空気感が続くのは割と好きだった。
質感も景色や風景の綺麗さが際立つ感じで飽きが来ず、割とすぐ観終わった感じ。
『聖なる鹿殺し』より好みだったかも、ショットがきれいなとことか、緩急が明白なとことか。
比喩的にも取れる設定や演出は色々考察できて楽しい。
緊張と緩和が使いこなされていてよかったが、実験的側面が強いのかなあ？っていう気持ちになる映画だった。
『聖なる鹿殺し』でも、観ていてなんか頭こんがらがる感じはあって、これもそうだったんだけど、
意外と監督のインタビューとか読んだりしたら、すごく単純なコンセプトのもと作られたりしてるんだよな〜。
撮り方が綺麗！哀れなるもの、ますます楽しみにー！
モザイクで一回現実に引き戻されるのがなければなぁ…………
