ぼかしがいっぱいな映画を観るのは久しぶりだった…猫命のわたしには吐き気のする場面もあったけれど…だからといってこの映画を嫌いにはなれない。というかむしろ好き…だってその後の猫対策があれなんだもの。「ブルース」のエピソード、超絶真面目なのがなんだかちょっぴり涙を誘う。タブーでさえもさらりと映されて恐怖だったけれど、目を背けることは許さないとばかりに見せつけられる。そしてラスト。いいわ〜
もしこの監督の作品をこれから観たのなら、どんどん商業的になっていくのが寂しく思えるかも。とはいうものの、商業的になると逆に制限も出てくるだろうから、その中であの奇妙奇天烈摩訶不思議な作品が生まれると思うとますます楽しみでもある。
