ゆう

籠の中の乙女のゆうのレビュー・感想・評価

籠の中の乙女(2009年製作の映画)
3.8
ヨルゴス監督の作品4作目を観よう。と思って観始めたら…私あるある。フィルマ始める前に観たことあるやつ~~~

そうだった。大真面目に狂っていて気持ちの悪い、まるでブラックコメディーな内容だった。今なら分かるヨルゴス!初期からヘンテコ。なのに観たくなる~😂

裕福でエゴの塊の両親によって、外の世界から遮断され、敷地内の歪んだ情報だけで従順に育てられた3人の兄弟の話。3人とももう青年期。邦題には乙女だけでなく、お兄ちゃんも入れてあげて欲しい。

まるで犬人間のような3人を演じた役者さんは、何を思って演じているのだろう。歩き方から話し方から、何から何まで設定通りの気味悪さ。演じていて気が変にならなかったのか余計な心配。
ヘンテコダンス狂気すぎ😱

人間の醜さや不条理を独特に描くのが好きな監督さんなのかな。

あんた、そこに愛はあるんか?
って4作とも突っ込みたくなるよ。ヨルゴスに愛を!
ゆう

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