サトタカ

光の旅人 K-PAXのサトタカのレビュー・感想・評価

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)
4.5
たぶん2002年くらいにレンタルで見たんだと思うけど、それもあやふやなんでアマプラで見直し。
少年に手を出したことで、自身のカミングアウト&ハリウッド追放となってしまったケヴィン・スペイシー。ユージュアル・サスペクツ、ペイ・フォワード、アメリカン・ビューティーなどなどいい映画で燻し銀の演技を魅せてくれる好きな俳優だったので、残念。
この映画でもエキセントリックなキャラクターを、いかにも存在しそうな自然さと、お得意のシニカルな表情で、立体的に表現してくれていた。
顔が濃すぎるというかしつこ過ぎるジェフ・ブリッジスも抑えた演技でうまかったし、奥さん役のメアリー・マコーマックがまたチャーミングで😍。
精神病棟の面々もキャラが立ってる患者ばかりで楽しめる。やっぱり「姫」キャラのおばあさんがよかった。
スピリチュアル界隈でいうスターシードやETソウルみたいな話と捉えることもできるけど、けっこういい話で最後にはうるっと来た。
エンディングロールの後にちょっとしたカットがあるので、お見逃しなく。
サトタカ

サトタカ