そぼろ

光の旅人 K-PAXのそぼろのネタバレレビュー・内容・結末

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

オチとしては結局プロートも精神病棟の患者と同じでした、だと思うんだけど、そうなるに至る凄惨な事件を思うと、自分を守る唯一の結果だったのかなと。

K-PAXという星には家族と言うものは存在せず、子供が生まれたら、大勢の人たちから必要な知識を学ぶ。だから、結婚がない、妻も子も親も 絆がりと言う関係がない。

K-PAXから来たと思うことで、愛する者を失った辛い過去に蓋をしていたのかもしれない、そうすることでプロートは新しく生まれ変われたのかもしれない。

プロートに出会い、患者たちやマーク、周囲の人々が変化していったことは事実。
最後に抜け殻のようにベッドの下に倒れ込み、選ばれたベスが消えていたのは、本当にプロートはK-PAXから来た異星人だったのかもしれない。
答えは明らかになってないけど、この映画が伝えたかったこと、なによりケヴィン・スペイシーの演技は良かったな〜

まー、催眠術で真実を聞き出すっていうのはどうかしら?笑
禁じ手じゃないのそれ、チープさががっかりでした。

疎遠だったマークが息子に再会したら、息子役がアーロン・ポールで、ブレイキング・バッド好きな私は「ヒォァッ‼️」って変な声出たヨ😇

「レナードの朝」的な物悲しさと優しさが共存していたなー。
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