ワンカットワンカット世界を縁取るカメラの鋭さ。演劇的な演技と映画的な演出が組み合わせられていた。
葬列のシーンの静と動の切り替えの妙と眼を見張る美しさ。
そのほかカメラによる映像表現への随所に見られ…
このレビューはネタバレを含みます
オセロ(オーソン・ウェルズ)というムーア人の英雄がデズデモーナ(スザンヌ・クルーティエ)というヴェニス貴族の令嬢と熱々のラブラブチュッチュッで結婚する。トルコとの戦争にも勝って万事順調なオセロであっ…
>>続きを読む始まったと思ったらもう終わってた、体感2秒、早い…早すぎる…こんなんグラインドコアやんけ、Napalm DeathのYou Sufferより早い、間違えて1.5倍速で流してんのかと思った。カット割り…
>>続きを読むひげもじゃで強面でカリスマ性で強そうなオセロ。でもどこか純粋さが垣間見える。オーソンウェルズのオセロ最高か。・゚・(ノД`)・゚・。純粋すぎて、愛しすぎて、愛されすぎて悪魔のささやきを信じてしまった…
>>続きを読むカンヌでグランプリ獲ったのにアメリカでは40年も忘れられてたらしい……
コントラストが強すぎて人物はほとんどシルエット、顔も判然としないショットばかり。トップシーンの葬列、キプロス島の海風に翻る軍…
切り返しに2年、執念で完成させたと思えないぐらい見やすい。サウナの床に隠れるも刺し殺される強烈なイメージはハガレンっぽい。『風の向こうへ』でもやってる布越しのキス。
「真実のための真実が欲しいだけ…
実はオーソン・ウェルズ作品では現時点で市民ケーンとフェイクの次に好きな映画。
物語の終盤から物々しく始まるシークエンスは、さながらエイゼンシュテインのアレクサンドル・ネフスキーやイワン雷帝を思わせ…