【演劇を拡張せよ!】
オーソン・ウェルズが完璧主義故に資金難に陥り、なんとかモロッコで完成させた作品。この頃、批評家の間で演劇の映画化は「撮影された演劇にすぎない」と軽視されていたとアンドレ・バザン…
この前授業で鑑賞した作品.
さすがシェイクスピアの四大悲劇.
観た後心が苦しかった.
でも悲劇の役割は大事で、私達がいらないと思う嫌な感情も、浄化させないと自然と心に溜まっていってしまう. でも…
冒頭のシークエンスだけで心底購入してよかったと実感した映像の美しさ。画質の悪い廉価版でも鳥肌が立つほど感動する。
ストーリーが急展開を見せるところまで少々退屈だが、それを超えると身動きがとれなくな…
ミンストレル・ショーと言われそうなオーソン・ウェルズの黒塗り&縮れ毛は惨敗したという初公開当時はどう評価されたのかな。なぜ黒人俳優を起用しなかったのか、単に自分が主演したかっただけ? そうだったらら…
>>続きを読むてっきりオーソン・ウェルズがイアーゴ役で、どこかの黒人さんがオセロ役だとばかり思ってた…。(恥)
ウェルズの演出にはあちこち目を瞠るものがあったけど、やけに簡単にオセロがイアーゴの口車に乗ってしまう…
高画質かつスクリーンで見られたから陰影の際立ちが存分に堪能できた。
冒頭の死体を運ぶシーンからして物凄い迫力。
殴られた副官が用水路まで相手を追っかけるとこも美術と水面の美しさが最高。
背筋が凍るよ…
オーソンウェルズの剛な感じムンムンな感じとも見れるし、影の使い方が素晴らしいような繊細な感じも見れる2度美味しい映画だった。
陥れる人最悪だったなー、この人本当に嫌な奴なんじゃないかって思える表情ば…