第5回カンヌ国際映画祭グランプリ。
オーソン・ウェルズ監督作。
シェイクスピア四大悲劇の一つ『オセロ』の映像化作品で、ウェルズ自身が主人公オセロ将軍に扮している。
物語は難解かと思いきやかなり単純…
外連味ある構図の連続で、細かいカットのテンポ感も気持ち良い、台詞中にインサートされる画が複眼的で分かりやすい。殺し方がフェティッシュでヤバい
「審判」に通じる折り重なった影の背景がカッコよくて、カッ…
戯曲作品を一本の映画にまとめたことでものすごい密度、高速で切り替わるカットのひとつひとつがどれもクラクラするくらい完成されている
ウェルズの演技は、もともと演劇をやってた人らしさが特に声の響かせ方に…
めちゃくちゃ面白い。何かに取り憑かれたかのような、ただひたすらに「速い」「ズタズタ」の映画。何かどうしても90分以内におさめる理由があったんだろうかって心配になるくらいにズタズタ(悪口ではない)の編…
>>続きを読む傑作!。影と光の演出が美しく、仰角を多用した構図がキマっていて思わずウットリする。屋内で悲劇が起こるシーンで天窓から野次馬が見下すショットが入るのは、“演者と観客”の構図を可視化した、演劇を映画へと…
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