歴史の勉強2本目
紀元前370年ごろの話。
中国の戦国時代にたくさんの思想家があらわれたころ...儒家と比較される墨家の思想は兼愛と非攻。
兼愛、すなわち分け隔てなく愛することをもとめた。戦争は奪うことしかなく非攻を訴えながらも自らを守ることを否定はしない。
守城をテーマとした作品で、趙の大軍を相手に梁城を守る墨者の主人公 革離が争いの中で相手を殺すことに悩みながら味方にも翻弄されていく。
奴隷との会話で革離は「裏切られても誰でも愛するのか?」と問われる。
自分の思想を覆すとき、彼は救われたのだろうか。