主演はアンディ・ラウだし、ヒロインはファン・ビンビンだし、期ていたんだけど…。
初見時は原作小説もコミックも未読。
ちょっと期待が大きすぎたかもしれない。
とりあえず求めていたものとはだいぶ違う映画だった。
もうちょっと男臭い映画が良かったのだが。
いやアンディ・ラウとファン・ビンビンの時点で男臭い映画にはならないのは解ってはいたのだが、想像以上に色恋の話が多い、いや多すぎる。
売りの筈の戦闘シーンにしたってリアルに寄せるか、逆に徹底的にバカ映画にするかと、偏らせてくれればまだ観れたのに、どっちつかずの中途半端。
良くも悪くも「ハリウッド映画に負けない映画を作る!」みたいな意気込みが全面に出すぎて、素材の良さを潰してしまった気がする。