Chappy

墨攻のChappyのレビュー・感想・評価

墨攻(2006年製作の映画)
3.9
日本のコミックが原作の歴史スペクタクル。舞台は2000年前、戦国時代の中国だが、戦闘シーンは中国人民解放軍も全面協力。こういうの好きなんだよな~。
趙国の大軍に攻撃を仕掛けられた弱小・梁国に、軍師として雇われた男が主人公で、要は『七人の侍』の一人バージョン。CGモロバレで味消しな部分もあったし、ストーリーもちと単純だったが、そんな些細なコトは許す!
オール中国ロケで、中国人俳優と中国人エキストラを使って中国語で撮る、この徹底姿勢がいい。引き合いに出すのも何だが、反町隆史が日本語でチンギス・ハーン演じちゃイカンよな。
特に主演のアンディ・ラウは、人間的優しさも滲み出て、男でも思わず惚れそうな程カッコ良かった。彼も新境地を開いたんじゃないかなと。歴史好きだけじゃなく、イイ男に目がない女性の方にもおススメ。
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