フッカー

ミッドナイト・イン・パリのフッカーのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.3
トランペットの音が鳴り響くとこ、明るく愉快な音楽が好き♪

ハリウッドで嫌々映画の脚本を書くことで収入を得ている作家ジル。
彼が本当にやりたいのは、自分の思った通りに小説を書き上げること。
作品の舞台は勿論、彼の大好きなパリで♪

夢溢れるファンタジーが混じった愉快な作品(*´ω`*)
昔の1900年代初期のパリが大好きで、物思いに耽りながら深夜のパリを散歩していたら、何と!!
1920年のパリにタイムスリップ!!
そこで待っていたのは、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、T・S・エリオット、ピカソなど!!

いや~~、そりゃ自分の好きな作家や芸術家たちと会ったらワクワクするよね(ノ´∀`*)
まあ自分は芸術全然詳しくないんですが笑
更にヘミングウェイの作品は合わないこと多かったし、フィッツジェラルドの「グレートギャッツビー」もまあうん笑

でも空気感が好きなんです。
ステップを踏みたくなるような音楽。
それに合わせて流れるヘミングウェイ達とのパーティーシーン。不思議な恋。台詞で笑わせてくる小気味良いコメディ。
楽しいな(*´ω`*)

やっぱり誰しも「あの時代は良かったなあ」と思うことありますよね。
でもそんなこと言ってたらキリがないよ、というメッセージが単純ながら良い。
今の良さに気づいていたいよね。

これを見て発見したのは、
自分は「現実の中に夢のようなファンタジー要素を加えてくれる作品が好きだなあ」ってこと。
例えば本作とか、少年が大好きなアクション映画の中に入ってジャック刑事と一緒に事件を追う「ラストアクションヒーロー」とか!

夢のような気分を味あわせてくれる映画ということで、「いい旅夢気分映画」として自分の中でお気に入りをまとめておきます。
そんな感じの映画でオススメあったら教えて下さいな♪

最後は取って付けた感あるけど好きな終わり方ヽ(´▽`)/
芸術に詳しい人が見たら、あの人だっ!!ってなってもっと楽しいんだろうなあ。

にしても、あんまり好きになれないレイチェル・マクアダムスは初めてだったなあ(´・ω・`)割りと嫌な女なとこあります、今回は笑
まあ価値観があってないよなこの二人。
ヘミングウェイ、イケメン!!!

追記:
リアルヘミングウェイもイケメン!!
イエロートーンの画作りがホントに綺麗∈(*´◇`*)∋
蝶のキャンドルが美しくて欲しい(*´ω`*)

ガス灯の微かな灯りが、黄色の滲んだ光が、優しく染み渡る
そんな画が多くてホントにうっとりします。綺麗だなあ∈(*´◇`*)∋

「現在って不満なんだ」
「作家って嫌ね言葉ばかりで。私は心で決める」
今こそ黄金時代だっ!
そう言いきれる生き方をしていたいですね。