このレビューはネタバレを含みます
婚約者とその家族とパリを旅行していたら、深夜になるとタイムスリップし、巨匠達とパリで交流し、恋愛について考える話。
昼も夜も街並みは美しく、建物の中も色んなテイストがあって、観ていて良い画だった。
1920年にタイムスリップするとのことだが、アメリカが舞台の『華麗なるギャツビー』の華やかさや服の感じも似ていたので、パリからファッションは流入したのかなと思った。
やたらとDiorが出てきていた。
ダリがダリのままの顔で、生きていたらきっとこれくらいのテンポで話すのだろうなと、イメージそのままで面白かった。
本作をレンタルする時に「ラブロマンス」にカテゴライズされていたが、タイムスリップアクションくらいに思わないと難しい。
この夫婦はお互いの良い面しか知らずに婚約したかと思うほど相互理解が無いし、妻は知り合い夫婦と浮気、夫はタイムスリップ先の美女が本命。仕舞いには妻の両親に探偵をつけられていた。
考え無しに結婚したくないなと、冷静に引いてしまった。
ストーリーは私にはつまらなかった。