よーぐる

ミッドナイト・イン・パリのよーぐるのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

文学オタクが思うあこがれとパリへの妄想の集大成だった。ロマンある設定、美しい景色。
冒頭から住みたい場所や行きたい場所が異なるカップルだったが、違和感が生まれ別の女性に惹かれ始めてもタオル一枚姿の彼女にムラッとしたりしていたのでスケベ心で付き合っていたのでは感があって、都合のいいエンドに向けて何も考えずに見れた。
なんの力が働いていたのか、もうちょっと膨らませられそうな気がしたがとくに広げまくった風呂敷は畳まず、都合よく彼女も不倫していたので本屋のちょっといい感じのお姉さんに行っちゃうあたり、男っぽいというようなストーリーだった。過去に生きる作家と共に好きな時代を生きる、ではなく今を生きることにした流れまではよかったがいまいち収束が中途半端でありオチがおしい。これなら過去に生きる道をスパッと選んでも面白かったかも。
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