小説家志望の主人公が、憧れの1920年代のパリにタイムスリップするラブコメディ。
時間も約90分で、リラックスしながらテンポよく観れて楽しかったです。
おしゃれで美しいパリの街並みや観光名所、また次々と現れる著名な文豪や芸術家たちとそのやりとりの様子を観てるだけでワクワク出来ました。
この時代の文化人に詳しかったらもっと楽しめたと思うと、自分の不勉強さが惜しまれますw
真夜中0時の鐘で起きる奇跡。
敬愛する過去の偉人たちが生きていた時代とその場所に来れて、舞い上がる主人公ギル。
ギルがタイムスリップの果てに見つけた答えに、その通りだなぁと頷かされました。
今は、インターネットで世界中の人とコミュニケーション出来るようになった始まりの時代という面白い時代で、AIやIoTでこれからもどんどん社会や生活が変わっていく時代。
政治経済や社会の問題など考えると、この時代を否定したくもなるけど、いつの時代でも不満は尽きないものなんだから、この時代に生まれたことを楽しんでいきたいなと、ふと素直に思わせてくれる作品でした。
終盤は、ヘミングウェイ流石でしたw
価値観が合うというのは本当に大切。
エンディングも素敵で、とにかくパリの雨の中の散歩、してみたくなりましたw
★ハリウッドの脚本家ギルは、婚約者とその両親と共に憧れのパリに滞在中。
そこで偶然婚約者の友人カップルと会い、一緒にパリを観光する流れになる。
しかし、友人カップルや婚約者と価値観が合わず楽しめないギル。
1人でパーティーを抜けて、真夜中のパリを散歩していたところ、0時を告げる鐘の音が鳴り、通りすがりのクラシックカーがギルの前に止まって後部座席に乗る男に乗り込むよう誘われるが、、。