芸術の街 パリ
脚本家で成功しているともいえるギルが
夢である小説家を目指し執筆中
スランプに陥っている。
大好きなパリへの旅行の最中
真夜中にひょんなことで迷いこむ
その先は
1920年代のパリだった
時代を代表する著名人・芸術家たちとの交流の中で気付くものとは
過去の住人で誰もが恋する美しい
アドリアとの出会い。
幻想、過去、未来
過去に対する時間の考え方の変化
過去という時間に焦がれていたが、
過去は現在と持続し、繋がっている。
どの時代に生まれても羨むのは同じであり縛られず今を生きること
ギルの想像・創造性に比較して
婚約者家族・友人達の偏見や考え方に少し不快さを感じ
物質的な豊かさ、社会的な知名度だけではない、人々の中にある本質的な豊かさを感じる。
私は未熟で文学的に理解しきれない表現の数々、内輪的ジョークであったが、
芸術を愛する全ての人に刺さる深い作品であるのかなと思う