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鉄腕ジムのzhiyangのレビュー・感想・評価

鉄腕ジム(1942年製作の映画)
4.0
「庶民的」な一家の三男坊がひょんなことから拳闘の才能を発揮して社交クラブに食い込みつつ成り上がっていくドタバタコメディ。お嬢様ともお近づきになったりならなかったりで、妙に機転がきくあたりも主人公も矢吹ジョーっぽいかも。不遜なんだけど憎めないジムの言動、明るくやかましい家族、紳士も庶民もやいのやいの好き勝手騒ぐ客席などなど、80年たった今見ても全然面白い(客席からも笑いが漏れていたし)。最後は前チャンピオンとのやり取りでしんみり締めるかと思いきや、もうひと笑いちょこっと入れるのも良かった。
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