ダミアン君に恋してる

アメリカン・ホーンティングのダミアン君に恋してるのレビュー・感想・評価

3.4
家族の秘密が今、明かされる───

美少女が邪悪な何かに呪われる古典派オカルトホラー☆

18年前の作品にしては結構頑張ってるんじゃないかっ!?

これまた私の好きな時代設定。まだ電気が無くてロウソクでやり過ごす画がほんとホラー映画にピッタリで嬉しくなっちゃう。

映像のトーンや雰囲気も大好きなやつ♡
おぉ〜馬車まで出てきたぞ♡

ポルターガイストの種類が豊富!私はこれにビックリした。ぇそんなこともやっちゃうの〜!?って。きちんと計算され考えられてると感じた。アクション含め、目で楽しませてくれる。

邪悪な何か、魔女?悪魔?悪霊?の怨念なるものが移動する時の宙を彷徨うカメラワークがいい。その者の本体を画面に見せないその手法で、自分が霊魂になった気分を味わえるよ(?)

もちろんストーリー性もあって、最後のさいごまで真実は分からない。脚本の妙。思い返すと、あれとあれは伏線だったなと。ある事を匂わせるセリフ達、その2カ所に気づくことが出来た。

そして、主演のレイチェル・ハード=ウッドが絶世の美女すぎやしませんか…?こんな顔に生まれたかった…!ジェームズ・ダーシーと並ぶと美男美女でそれだけで絵になった。

思春期の少女の身の回りで起こる数々の怪奇現象、甦る忌まわしき記憶、そしてこの残酷な結末…ホラーにおいても、このパターンはあまり見かけないような気がする。

掘り出しモノ感あった♪

──悲痛な悪夢の叫び。
    真実から目を逸らすことは、もう出来ない。