あられ

伊賀忍法帖のあられのネタバレレビュー・内容・結末

伊賀忍法帖(1982年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

忍術と妖術のバトルアクション。実寸大の東大寺と大仏のセット。大仏殿が焼け落ちていく炎上のシーン。見応え満載でした。

ストーリーの怪しい雰囲気は興味を惹くけど、かなりエログロ度の高い作品で、女性の扱いはぞんざいで酷いですw 最後がくだらな過ぎて笑うしかない😆

中尾彬さんの顔の演技がちょっと面白いw 着物姿での馬の横座り乗りはちょっと怖そう😰真田広之さんの殺陣、めっちゃカッコいいです😆



戦国大名三好義興の家臣松永弾正は、主君の美しい奥方の右京太夫に横恋慕。右京太夫を我が物にしようと画策する。弾正に入れ知恵する果心居士。羅刹坊を頭とした五人の妖術僧たちを弾正に引き合わす。

果心秘伝の媚薬とは、惚れさせたい女の血筋の生娘が、犯されたときに流す涙を、秘薬と一緒に、天下の名器「平蜘蛛の茶釜」で煮つめてつくる惚れ薬。

伊賀の忍者、笛吹城太郎の恋人篝火は、実は右京太夫の双子の妹で、媚薬作りの標的になり、弾正のもとに連れてこられる。

5人の妖術僧たちの技が面白いw
① 羅刹坊
常に編笠をかぶっている。武器は鎌とブーメラン鎌。女の時は色香で惑わす。抱いた男の心が盗める。勘が鋭いと言われている。
② 水呪坊
黄色いゲロを吐き飛ばす。それは石膏のように固まり窒息死する。
③ 金剛坊
怪力。プロレス技が得意w 強姦担当。
④ 虚空坊
死者を蘇らす事ができる。ただし、自分を甦らせることはできない。お医者様。
⑤ 破軍坊
目が見えないが鼻が効く。拳の指と指の間から針を出して飛ばす。見開いた目から針を飛ばすこともできる。

篝火は貞操を守るため、自らの首を切り落とす。すると羅刹坊は、弾正の愛人漁火の首をはねる。虚空坊はその体に篝火の頭を(命名:鬼火)、篝火の体に漁火の頭を取り付けて篝火を生き返らせるw ややこしいけど、渡辺典子さんがヌードにならないためですかねw 金剛坊に犯され女になった篝火。惚れ薬完成する。

篝火は、惚れ薬入りの平蜘蛛の茶釜を盗んで脱走w 城太郎に会い事情を説明。鎌が飛んできて、篝火絶命。城太郎は彼女の敵討ちを誓う。

東大寺にて、三好家恒例の平安祈願。弾正一派は、目眩しの術で僧兵たちに東大寺に火をつけさせ、混乱に乗じて、右京太夫を掠奪し、主君の三好義興を葬り、天下をも狙おうとしている。

一方、忍び込んだ城太郎は、篝火に瓜二つの右京太夫を助け出し、弾正一派の目論見は失敗するw 二人はお互い惹かれ合うw

屋敷に無事戻った右京太夫。重臣である弾正を信頼している三好義興は、奥の話を信用しないw

妖術僧たちと城太郎の闘いは、まず虚空坊から殺す。これで不死身にならないので、この作戦はバッチリでしたw 妖術僧たちはなぜか十字架に弱いですww

羅刹坊といたしてしまった三好義興は、操られてご乱心による自害にさせられるw 5人の妖術僧たちを倒す城太郎。柳生新左衛門が助けに入り、壇上を刺す。

残りは果心ただ一人。「オンマリシエイソアカ。我らが愛を持て悪魔を打ち砕きたまえ!」炎に焼かれる妖術は、愛の力で消し去られ、悪魔果心は愛の力に負けて退散⁈ 愛の力ww 「惚れ薬か。バカめが」えーっこれで終わりなの😆





(シネマコレクションby KADOKAWA)
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