るい

新書・忍びの者のるいのレビュー・感想・評価

新書・忍びの者(1966年製作の映画)
3.5

親の仇討ちにんにん!🥷8/8


信玄公へ納める火薬を作っていた父が何者かに殺された。成長した霞小次郎は親の仇討ちの為あの時の3人を探しながら忍者修行に勤しむ。

忍びの者シリーズ完結でございまする。シリーズっていってもほとんど繋がってなくて雷蔵さんが忍者って設定だけがギリ生きてる感じでした笑

今回の時代はまさかの室町時代に逆戻り。シリーズとしても一番古い時代になるんかな。冒頭は天文年間末期なので1550年くらい。本編はその20年後の姉川の戦い(信長と家康が浅井長政を倒した)の頃です。

今回は冒頭の家が爆破するシーンから始まり特撮にかなり力が入ってる感じ。燃える手裏剣しかり、シュバっと攻撃避ける描写しかり。あと馬の数も多いのやっぱいいなぁこの頃は当たり前のように撮影用の馬がいっぱいいて、乗馬できる役者も多かったんやろな。

そういえば相変わらず○○を殺したのは忍びだった展開も生きてた。今回でいうと信玄。

小次郎の師匠の黒戸左太夫演じるのは伊藤雄之助さんなんだけど、子連れ狼の柳生烈堂よな。あの顔忘れられんわ。

今回の作品はアクションなのかドラマなのかどっちつかずの印象で、なんだか池広さんらしさが少なかった気がする。最後あれでええんか?全くなんか締まりがなかったが笑

あ、雷蔵さんはかっこよかったです😉でもなんかもうちょいいい感じに作って欲しかった感が…
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