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ブルーベルベットの先生のネタバレレビュー・内容・結末

ブルーベルベット(1986年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

カルト的な人気がある作品らしいと理解してたけど、自分には合わなかった。デヴィッド・リンチをまともに見たのはこれが初かも。

人間の耳を拾って警察署に届けるのシュールだけど、真面目に考えると触るべきじゃないし、その場で警察に呼ぶべきだよなあというつまんないことが思い浮かんでダメだった。
高校生のヒロインめっちゃ見覚えある!と思ったらローラ・ダーンだった。この頃から出てたのか、というか、この頃からずっと女優業続けて賞まで取ってるのすごいな、という気持ち。

親父の怪我の理由は放水のせいなのか?ちょっとよくわかんなかった。でもそこから主人公が帰郷し、耳を拾って年上の人妻にハマって、裏社会に関わって人殺しまでするという、階段の駆け上がりっぷり。

最後の、人妻の旦那の死亡と黄色い服の男の死亡はシュールすぎる。何かあった後なのはわかるが、何があったのかは説明されない。

最後は日常の平和を象徴するコマドリ。虫を加えているのは平和や幸福はそんな汚いものを餌にして成立している、ということだろう。
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