デヴィッドリンチの映画の中ではシンプル。
しかし脚本的には物足りなさを感じた。
田舎町ランバートンで庭の芝に水を撒くおっさんのシーンから始まる。(ここは虫注意。)
その息子ジェフリーが入院したその父のお見舞いの帰りの道中で耳を拾い知り合いの刑事に渡して捜査が始まった。
世の中は不思議なものだジェフリーは私立探偵よろしくドロシーの身辺調査をしていたら彼女に惹かれてしまう。ドラッグやりながら彼女を犯すフランクの暴力を目の当たりにしたのに。
フランクを演じるのはデニスホッパー。物凄く引き込まれる演技をしている。
このジェフリーの異常も見え隠れするのだが、こいつは何があるんだ?
覗き見た知らなかった世界にどんどんと入り込んでいく。なぜ深淵に向かっていってしまうのか。
ドロシー役のイザベラ・ロッセリーニはどこかベッ◯ーに似ていてこれはこれで似たようなストーリーの下衆な想像をしてしまった。
ラストの愛の象徴コマドリ良いシーンだった。
ロストハイウェイと同じ絵を使っている。